令和元年6月21日は「夏至」です。

本日が24節気の「夏至」です。1年で日の出から日の入りまで時間が長い日になります。漢方では天の陽気が1年で1番盛んな日になります。地の気が盛んになるのは、もう少し先になり天地の気が合わさる8月が一番暑い月になります。 
暑くなると身体から熱を発散するために汗をかきます。汗をかきにくいと身体に熱がこもりぼーっとしたり、体がだるくなります。 
もう一方向から考えると汗をかくというのは、胃腸を冷やすということになります。 
五行の相生の関係から胃腸が親になります。つまり胃を温めてあげることにより子供の皮膚にはる汗腺を開いて、汗として熱を発散します。 
体全体のバランス医学の漢方では、このように考えます。 
暑い日が続きますが、養生が秋の健康にもつながります。