今年の夏に熱が下がらずに漢方に助けを求めてご相談いただきました。
だいたい漢方薬にご相談いただくのは、お医者さんにかかっていてお薬や措置をしていただいても1ヶ月も熱が下がらないので、なんとかならないでしょうか?という事が多いのですよ。熱がある時は、脈が浮脈になる事が多いのですが、お医者さんに行ってよく「脈がわかりにくいと言われるのですよ~。」というのは沈脈といって病因が体の深いところにある証拠なんです。このような時は、汗を出すような葛根湯を使っても熱は下がらないのですね。体の奥の方を温めて熱を外に出してあげないと熱が下がらないのですよ。案の定、2日で完全に下がりました。
こんな事を毎日考えています。