2月19日は「雨水」です。

2月19日(土曜日)
こんにちは。
本日は二十四節気の「雨水」になります。
今まで必ず雪になっていた季節より雨が多くなって来る頃になります。
水や温む(ぬるむ)ころですね。
東洋医学では、太極から陰陽が生まれ、陰陽から季節や木火土金水が生まれてくると考えます。
冬の陰中の陰から陰中の陽に変わって地の気も暖かくなってきます。
東洋医学の素晴らしさは、体験していただくことが大切だと思っています。
東洋医学の素晴らしさをお伝えしてお役に立てればと思います。

人参

薬局方では、オタネニンジンPanax ginseng C.A.Meyer(Panax schnseng Nees)(Panax schinseng Nees)(Aralieasceae)の細根を除いた根又はこれを軽く湯通ししたものである。

 本質 苦味健胃薬、非麻薬性止瀉薬、経口抗糖尿病薬

 適用 主として漢方処方用薬である。健胃消化薬、止瀉整腸薬、鎮痛鎮痙薬、保健強壮薬とみなされる処方及びその他の処方に比較的高頻度で配合されている、また、健胃強壮薬として各種配合剤に用いる。

中薬学では、性味 甘・微苦 微温                                  帰経 肺・脾                                            補気固脱、補脾気、益肺気、生津止渇、安神益智、補血、益気壮陽、扶邪袪邪とされています。

神農本草経(中国の生薬経典)では、気味:甘微寒、五臓を補い、精神を安んじて魂魄を定め、驚悸を止め邪気を除き目を明らかにし心を開き智を益すことを主る(つかさどる)、久しく服すれば身を軽くし年を軽くし年を延ぶ。とあります。

薬徴では、気味:甘微寒で心下痞堅、痞鞕、支結で傍ら不食吐喜睡、心痛、腹痛、煩悸を治す。

古方薬嚢では、気味:甘微寒でを潤し、しぶりを緩む。故に心下痞、痞堅、身痛、下痢、喜嘔、心痛、その他を治す。

漢方薬では、どこに入って、効くか?というのがとても大切になりますが、人参において微温と微寒で反対に別れているのですよ。不思議ですね〜。

私が以前冬に雨に打たれて喉が痛くなり、桔梗湯で数秒で改善した後、咳と黄色い痰が絡んでいた時に人参が入った漢方薬を飲んだ所、数秒で喉が楽になった事があります。通常黄色い痰を邪熱と捉えて冷やす事が原則になりますが、この時は温めてあげると都で素晴らしい効果があったのです。これって不思議でしょ。私が考えるのに人参は、虚熱を取るのではないかと思います。虚熱を取ると温まるのですよね〜。

 

立春です。

2月4日(金曜日)
おはようございます。
本日は、二十四節気の「立春」になります。
東洋医学では、陰陽が基本になります。
太極から陰陽が生まれ、陰陽がこの世界に現れてくると陽である太陽と陰である月により我々が住んでいる世界に五行である木・火・土・金・水が生まれます。生命がどこから生まれてきたか?と研究がされていますね。東洋医学、あるいは東洋思想と言っても良いかもしれません。
陰陽の天の気や地の気から二十四節気や四時(春夏秋冬)を作っています。
「立春」は、陰中の陽と言われ(四時の寒さが強いと陰が強く暖かいと陽が優勢になります)寒い冬から徐々に暖かくなってくることを示唆しています。
体を暖かくするといいうことはとても大切です。
皆様のご健康とご多幸を願っています。

陰暦1月の養生です。

2月2日(水曜日)
こんにちは。
陰暦1月(2月1日から3月2日)の養生はこちらになります。
「生のねぎ」を食べすぎると顔に痒みやむくみのある皮膚病になる事がある様です。(金匱要略より)
漢方医学は難解ですが、お身体の具合を把握できればとても良い効果が期待できます。
 

令和4年1月のご相談

2月1日(火曜日)
1ヶ月があっという間に終わり2月人入りました。
1月のご相談はこちらになります。
季節柄か発熱や咳の方のご相談や、ワンちゃんのご相談もいただきました。
ご来局やお電話などでのご相談もあり、なかなか登校できなく申し訳ありません。
今月もお役に立ちたいと思います。