立冬前の今年最後の土用です。

本日より11時6日まで土用に入ります。
暦の上では、季節の変わり目です。
土いじりは、11月7日からが良いようです。
土用は、1年に4回あり、四時とも言います。
10月20日から11月6日までが今年最後の冬前の土用になります。
土の気が盛んになるため、この時期は、土をいじらない方がいいようです。
幾分、土と同じ性質の消化系が盛んになります。
食欲の秋と言った具合でしょうか。

月気

黄帝内経、八正神明論篇を読んでまして天の気が寒く陽が陰っていますと人間の血は凝り渋って流れが悪くなり、衛気も中に入り込みます。とありました。
皮膚のすぐ下にある外邪からまもる衛は中に入る。このような時は、血も気も動きが悪くなっている。「衛が中に入る」これはポイントかもしれません。
満月になると血気が充実して肌肉が硬く締まるのです。闇夜になると肌肉が減衰して経脈中の血気が虚し、衛が中に入り込むために防衛力が弱まる。
古典を読むとちゃんと書いてあります。
月の満ち引きが人間の体に影響するということの理由の一つですなぁ。

甘草の資料です。

甘草を取ると血圧が上がる、むくむというのは、「グリチルリチン」という成分が関係していると考えられています。
この研究によると成分量だけではないという根拠につながるのではないでしょうか?
成分が少なくても副作用があるという指摘があるかと思いますが、他の成分が関与しているというこの研究から1成分だけでは、明らかになったのではないでしょうか?
煎じる事により他の成分ができたか?
成分だけがものさしにして良いか?
などたくさんの疑問が起こってきます。

10月16日は、イベント盛りだくさん

10月14日(金曜日)
今朝の後楽園は、曇り空です。
過ごしやすくなりそうです。
これから仕入れに行って来ますので、早めの投稿になりました(^_^)v
明後日は、10時から12時まで無意識を味方にするワークショップです。
当薬局の前とこんにゃくえんま様の境内にて10時から15時まで小石川マルシェが開催されます。
晴れるといいですね~(^_^)v
本日もお役に立ちたいと思います。


陰暦9月の養生です。

9月2日(日曜日)
おはようございます*\(^o^)/*
晴れ間が見られると嬉しいです。
陰暦9月の養生です。
今月も生姜です。
生姜は胃と肺を温めます。
この時期は、肺の機能が盛んになります。
肺の機能が盛んになると五行の相克(そうこく)の関係で肝臓の機能が低下します。
肝臓の機能の一つである記憶力が低下すると考えられます。
このように漢方医学では、季節や一日の症状の変化などを考慮します。

9月のご相談ベスト5の発表です❗️

10月1日(土曜日)
おはようございます*\(^o^)/*
今朝の後楽園は今にも雨が降りそうです。
10月に入りましたね~。
先月9月のご相談ベストとその他のご相談は、こちらです。
ご覧のように多種な病気に対応させていただいています。
ここの所、難病の方のご相談が増えております。
改善傾向が見られています。
漢方の素晴らしさを伝えらればと思います。

熱がある時に冷やす?それとも温める?

今年の夏に熱が下がらずに漢方に助けを求めてご相談いただきました。
だいたい漢方薬にご相談いただくのは、お医者さんにかかっていてお薬や措置をしていただいても1ヶ月も熱が下がらないので、なんとかならないでしょうか?という事が多いのですよ。熱がある時は、脈が浮脈になる事が多いのですが、お医者さんに行ってよく「脈がわかりにくいと言われるのですよ~。」というのは沈脈といって病因が体の深いところにある証拠なんです。このような時は、汗を出すような葛根湯を使っても熱は下がらないのですね。体の奥の方を温めて熱を外に出してあげないと熱が下がらないのですよ。案の定、2日で完全に下がりました。
こんな事を毎日考えています。