風疹

40歳代の男性が医師から風疹の診断を受けたが、お薬がないという事で、相談を受けました。

古来より風疹は3日はしかといもいいますが、最近のニュースでも大人が羅漢すると重病になる恐れがあります。

状態を伺ってみますと、全身赤い大きな丘疹が出ており、目の充血も見られます。熱が38℃もあり、口渇の訴えもあります。その他、膝痛や倦怠感も見られます。食欲があるので、体力は保存されていると思われます。内熱つまり、胃熱が顕著で、身体の表面である皮膚にも熱が見られます。

そこで、白虎加人参湯とエキス剤で飲んで頂きました。飲んだ夜、大汗が出て、次に日の朝には赤い大きな丘疹が殆ど見られなくなりました。

このように、漢方お身体に合った場合、1服で改善する事があります。

漢方というもう一つの選択がよい結果をもたらした症例ですね。