2月19日は『雨水』です。

暖かくなってきて、雪から雨になってくる頃です。関東地方では梅の開花便りが届いてきました。

天の気が陰中の陰から陰中の陽に変わってきましたが地の気がまだ冬季の冷えを蓄えている為、もう少し寒い日が来ますが寒暖の差が激しい時期になります。身体の陰陽が順調に流れていると寒暖の差には影響を及ばされにくいのですが、身体の中に冷えや湿気や燥きがあると体調不良を訴えるようになります。

基本的には、身体を暖めてあげる事が大切です。花粉症も肺の冷えが原因です。個人により身体全体のバランスをとる事が大切になります。詳しくはご相談ください。

3月の『無意識を味方にするワークショップ』のお知らせ

毎月第3日曜日に開催していますワークショップですが、3月のワークショップは3月17日になります。

ご参加希望の方は当薬局に直接お越しください。参加費は無料です。

ご希望の日程がございましたら、祝日に限り承りますので、お問い合わせよりご連絡ください。

「臓」・「腑」・「経脉」とは?

張仲景先生の「金匱要略・臓腑経絡先後病脉證第一」を引用しますと、「臓」とは「蔵むる」意味があり「かくす」の意味にがある。人の最も貴いとされる精神魂魄血気を蔵むる所ではないかと思われます。「府」とは、針経に水穀を化して血気の元を作り又津液(体液)を調整してその出納を主り(つかさどり)糟粕(体に採り入れた残り滓)を輸送して外に出す所と思われます。経脉とは、血気を上下中外陰陽に行き巡らしものと思われます。意訳して現代医学風に表現すると、ある共通した機能を持つ血管という表現になるかもしれません。

絡脉とは、経脈より分かれて経脉の陰陽を通じ又は経脉と別に上下内外を通じるものをいいます。経脉には12経脉の他に奇経8脉があり、陽維陰維陽蹻陰蹻衝任督帶の8脉をいいます。15絡脈の他に孫絡というものがあり、絡脉から更に別れて全身に365脈あると言われています。


ゲノム医療

2月7日(木曜日)

おはようございます。先日テレビでもゲノム医療というガンで使われている遺伝子の異常を発見してガンを治療するという視点です。遺伝子の異常でガンを診ると臓器別ではないようなのです。この遺伝子に異常があるとこの臓器に異常が出るといのが解ってきました。ある臓器で治療をするより改善する確率や転移する所が解ってきています。現在西洋医学では現在、臓器別に診療科目に分けられています。漢方医学のゲノム医療を共通する所の一つかもしれませんが、漢方薬も臓器別に考えるのではなく東洋医学での経絡や陰陽虚実などを駆使して考えて漢方薬を考えると少しわかりやすいかもしれませんね。

漢方医学は体全体のバランスを整える医学ですので、一度ご相談ください。

陰暦1月の養生です。

2月6日(水曜日)おはようございます。今朝の後楽園は雨模様です。最高気温が夕方になりようです。昨日から陰暦1月に入りました。2月5日から3月6日までが陰暦1月になります。今月の養生は、「生の葱(ネギ)」を摂りすぎると顔に皮膚病ができやすくなると「金匱要略」に記載されています。体全体(心身)のバランスを取り、体の外の環境に対応できるようにしたいですね。気学では、干支を昨日から亥になります。本日も一人一人を大切にご相談を承ります。

平成31年2月4日は「立春」

2月4日[月曜日)
おはようございます😃
今朝の後楽園は雲が多くなっています。
本日は『立春』です。
暦の上では春になります。
漢方では、天の陽気が盛んになってきます。
天の気の変化は、身体が正常ですと体調を整えてくれます。
身体の陰陽の巡りが悪いと天の気や地の気に身体に影響を及ぼし色々な症状を発します。
東京は最高気温18度の予報です。
日頃から温かい物を摂るようにしたいものです。

平成31年1月のご相談!

2月1日(金曜日)おはようございます。本日の後楽園は、快晴になりました!積雪もなく、陽射しが一杯降り注いでいます。毎月恒例の先月のご相談ベスト5とその他のご相談はこちらになります。先月は、特に様々な症状の方がいらしていただきました。インフルエンザの方、ご家族の方にもご相談いただ来ました。難病の脊髄小脳変性症や脊髄異形成の方が生きる望みを託してご相談いただきました。ご家族の方のお気持ちを考えると、気持ちが引き締まります。一人一人を大切にご相談を承ります。

ご相談ベスト5です。
副鼻腔炎や花粉症の方が多くなって来ました。