脈数を下す!?

金匱要略の腹満寒疝病第二十条に「その脈、数(脈が速い)で緊(緊張した脈)でその上、弦(弦のような脈)を帯びていてその有り様が張った弓のつるのようで、この脈を指に先でもしてみてもピンと張っていて右にも左にも動かない。脈が数で弦であるものは、寒(冷え)であるから下す(下剤をかける)べきである。脈が緊で大のものは必ず心下が硬いのである。脈が大であって緊のものは陽中に陰があるのである。これは下すべきである。

通常、寒(冷え)がある場合は、下しではいけません。ではどのような事を言っているか?荒木性次先生は、見事に解説されています。この条文を寒を下すのは、間違いだと解釈するか否か?で基本的な考えが、違ってきます。傷寒雑論の難解さが見られる条文でもあります。

平成31年4月5日は「清明」と陰暦3月朔日。

残り少ない平成ですが、本日は24節気の「清明」です。万物が新しく清らかな気が満ちる頃になります。天候が不順になる頃でもありますので、温かいものを摂って養生したいと思います。

陰暦の3月は平成31年4月5日より令和元年5月4日までになります。この間は小蒜(読みをしょうさん、のびると思われる)を食べ過ぎると志性を損なう(ぼんやりとさせられる)と言われています。あまり食べる機会はないかもしれませんが(笑)、何でも食べ過ぎには注意したいですね。

本日、今月のご健康とご多幸を願っています。

平成31年3月のご相談です。

先月は花粉症も方が多くご相談いただきました。ご来局の方は1分以内で軽減されたとおっしゃっていただきました。難病の方も一緒に戦いました。寒暖差で体調を崩し、胃腸や風邪などの急性病の方や慢性病の緑内障や高コレステロール症や肝臓病など多種にわたりご相談いただきました。

奇しくも本日は5月1日からの元号の発表がありました。「令和」(れいわ)となりました。出典は万葉集の「天平二年正月十三日 師の老の宅に萃まりて宴会を申く。時に初春の月にして気淑く風ぎ梅は鏡前の粉を披き蘭は珮後の香を薫す。」によるもののようです。期待したいと思います。

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