陰暦10月の養生。

陰暦10月は、現在の暦では10月28日より11月26日になります。

この間は、山椒を食べすぎると心臓や心の脉を傷つけると黄帝内経に記載されています。

山椒は、辛温。風邪の気を除き中を温め、寒痺、湿痺を去り、腹中の痛みを治し、咳嗽を止める。月経不順を治す。多く食すれば気を乏しくして喘するようになる。

この時期は乾燥して来ます。肺は適度な湿けが必要なのですが、余計に乾燥させる可能性がある為、喘する(ゼーゼー)ようになるかと思われます。

 

今年最後の土用に入っています。

10月28日(土曜日)
おはようございます。
今朝の後楽園は、青空が広がっています。
10月21日より11月7日まで土用(四季)に入っていました。
遅くなりましたが投稿します。
秋冬を四時(季節)では陰になります。
その中で
秋を陰中の陽になり、冬が陰中の陰になります。
もう少しで陰中の陰の季節に入ります。
脈も変わっていくのです。
東洋学では、早い遅い・飛ぶだけが脈ではなく、打ち方により脈を判別します。
本日も一人一人を大切にご相談を承ります。
 
 

令和元年10月24日は「霜降」でした。

1日遅れになりましたが、二十四節気の「霜降」になります。

秋が末になり、霜が降りる頃になります。身体の外の環境で身体にも影響が出て来ないようにする事が、養生ということになります。

身体の外の陰陽の変化に身体の中で陰陽を正常に保つ事が健康で暮らせるようになります。

身体の中の陰陽を保つとは、冷たいものを取りすぎない・起床時間と就寝時間を大体決めて太陽の陽気に近い生活ができるといいうですね。(なるべく夜更かしやお昼過ぎまでの起床時間にならないようにしたいですね)

 

紫雲膏を作りました。

一昨日の10月22日(火曜日)のお休みを利用して、紫雲膏を作りました。

1、ごま油を180℃で1時間程煮詰めます。重合すると水の中に一滴入れると玉になります。(1度重合していない状態も確認して置くとわかりやすいです)

2、当帰を入れてきつね色になるまで上げる感じです。

3、ミツロウと豚脂或いはラードを入れます。

4、142℃にして硬紫根を入れるて、火を止める。(泡立ち膨れ上がるので、大きな鍋などで行うと安全です。)

5、ガーゼなどでバットや鍋に紫根を濾して、少し上の方が固まってきたら容器に入れる。

6、この時点で綺麗な紫色になっていたら、重合が上手く行ったと思います。

7、出来上がり!

 

11月の無意識を味方にするワークショップ

気分がすぐれない・気持ちが落ち込む・イライラしやすい・不安感がある・仕事を前向きにしたい!・人生を豊かに過ごしたいなど心理的な悩みからうまくいかない事を改善していきます。

現代催眠の巨人と言われた「吉本武史」氏の遺稿を元に心を扱います。リソースとリフレーミングと統合がキーワードです。

無料で開催していますので、ご希望の方は当薬局までお越しください。

また、ご不明な点がございましたら、お電話かお問い合わせよりメールにてご連絡ください。

場所:小石川三好漢方薬局

参加費:無料

時間:11月17日10:00〜12:00

 

 

書経を読み始めました。

10月9日(水曜日)
おはようございます。
今朝の後楽園は、肌寒いほどです。
 
易経を読み終えて、易をやってみたくなりましたが
書経を読み始めました。
漢方医学の勉強です。
科挙の試験で使われた四書五経はホントに難解です。
傷寒論を読んでも同じくらいの難解さを感じます。
 
 

令和元年9月のご相談です。

10月2日(水曜日)
こんにちは。
昨日は、定休日でしたので薬局と配達などで朝9時から夜9時までバタバタでした。
月初め恒例の先月のご相談です。
先月は、婦人病の方が多くご相談いただきました。
生理痛や生理不順、子宮筋腫など西洋医学の病名では、多くの病名がありますが、漢方医学の場合は漢方医学の病名がありますので、しっかりお話を伺う必要があります。
当薬局でご相談いただく方は、最後の望みという方が多いように思えます。
今月の一人一人を大切にご相談を承ります。