11月8日(金曜日)
おはようございます。
本日は「立冬」、寒い朝になりました。
東洋医学では四時(春夏秋冬)を陰陽で分けます。夏は暑く陽が盛んになるといいうのは、感覚的にもわかるかもしれません。冬は四時の中でも寒くなるので陰中の陰になります。地の気は、まだ夏の陽に影響を受ける為寒さが一番寒くなるのは、春を迎える頃になるかと思います。
身体の外が寒くなると体を温めようとします。つまり胃を温めようとするので、食欲が出てくるのです。
11月8日(金曜日)
おはようございます。
本日は「立冬」、寒い朝になりました。
東洋医学では四時(春夏秋冬)を陰陽で分けます。夏は暑く陽が盛んになるといいうのは、感覚的にもわかるかもしれません。冬は四時の中でも寒くなるので陰中の陰になります。地の気は、まだ夏の陽に影響を受ける為寒さが一番寒くなるのは、春を迎える頃になるかと思います。
身体の外が寒くなると体を温めようとします。つまり胃を温めようとするので、食欲が出てくるのです。
陰暦10月は、現在の暦では10月28日より11月26日になります。
この間は、山椒を食べすぎると心臓や心の脉を傷つけると黄帝内経に記載されています。
山椒は、辛温。風邪の気を除き中を温め、寒痺、湿痺を去り、腹中の痛みを治し、咳嗽を止める。月経不順を治す。多く食すれば気を乏しくして喘するようになる。
この時期は乾燥して来ます。肺は適度な湿けが必要なのですが、余計に乾燥させる可能性がある為、喘する(ゼーゼー)ようになるかと思われます。
1日遅れになりましたが、二十四節気の「霜降」になります。
秋が末になり、霜が降りる頃になります。身体の外の環境で身体にも影響が出て来ないようにする事が、養生ということになります。
身体の外の陰陽の変化に身体の中で陰陽を正常に保つ事が健康で暮らせるようになります。
身体の中の陰陽を保つとは、冷たいものを取りすぎない・起床時間と就寝時間を大体決めて太陽の陽気に近い生活ができるといいうですね。(なるべく夜更かしやお昼過ぎまでの起床時間にならないようにしたいですね)
一昨日の10月22日(火曜日)のお休みを利用して、紫雲膏を作りました。
1、ごま油を180℃で1時間程煮詰めます。重合すると水の中に一滴入れると玉になります。(1度重合していない状態も確認して置くとわかりやすいです)
2、当帰を入れてきつね色になるまで上げる感じです。
3、ミツロウと豚脂或いはラードを入れます。
4、142℃にして硬紫根を入れるて、火を止める。(泡立ち膨れ上がるので、大きな鍋などで行うと安全です。)
5、ガーゼなどでバットや鍋に紫根を濾して、少し上の方が固まってきたら容器に入れる。
6、この時点で綺麗な紫色になっていたら、重合が上手く行ったと思います。
7、出来上がり!
気分がすぐれない・気持ちが落ち込む・イライラしやすい・不安感がある・仕事を前向きにしたい!・人生を豊かに過ごしたいなど心理的な悩みからうまくいかない事を改善していきます。
現代催眠の巨人と言われた「吉本武史」氏の遺稿を元に心を扱います。リソースとリフレーミングと統合がキーワードです。
無料で開催していますので、ご希望の方は当薬局までお越しください。
また、ご不明な点がございましたら、お電話かお問い合わせよりメールにてご連絡ください。
場所:小石川三好漢方薬局
参加費:無料
時間:11月17日10:00〜12:00
陰暦9月は、陽暦の9月29日より10月27日になります。
この間は、生姜を食べ過ぎると記憶力が落ちる事があるようです。
生姜は内の外に行き陽に入る。外の外は開闔を主り内の外は出入りを主る。陽は入るを主り陰は、出づるを主る、入る者は則ち外に向かい、故に陽これを主るという者は、内に向かう故に陰これを主るという。(方術説話より)
味辛温、気を助け外を実す。(新古方薬嚢より)
この時期だけ生姜を多すぎると良くない意味を考えると漢方がわかるかもしれません。