1日遅れになりましたが、二十四節気の「霜降」になります。
秋が末になり、霜が降りる頃になります。身体の外の環境で身体にも影響が出て来ないようにする事が、養生ということになります。
身体の外の陰陽の変化に身体の中で陰陽を正常に保つ事が健康で暮らせるようになります。
身体の中の陰陽を保つとは、冷たいものを取りすぎない・起床時間と就寝時間を大体決めて太陽の陽気に近い生活ができるといいうですね。(なるべく夜更かしやお昼過ぎまでの起床時間にならないようにしたいですね)
1日遅れになりましたが、二十四節気の「霜降」になります。
秋が末になり、霜が降りる頃になります。身体の外の環境で身体にも影響が出て来ないようにする事が、養生ということになります。
身体の外の陰陽の変化に身体の中で陰陽を正常に保つ事が健康で暮らせるようになります。
身体の中の陰陽を保つとは、冷たいものを取りすぎない・起床時間と就寝時間を大体決めて太陽の陽気に近い生活ができるといいうですね。(なるべく夜更かしやお昼過ぎまでの起床時間にならないようにしたいですね)
一昨日の10月22日(火曜日)のお休みを利用して、紫雲膏を作りました。
1、ごま油を180℃で1時間程煮詰めます。重合すると水の中に一滴入れると玉になります。(1度重合していない状態も確認して置くとわかりやすいです)
2、当帰を入れてきつね色になるまで上げる感じです。
3、ミツロウと豚脂或いはラードを入れます。
4、142℃にして硬紫根を入れるて、火を止める。(泡立ち膨れ上がるので、大きな鍋などで行うと安全です。)
5、ガーゼなどでバットや鍋に紫根を濾して、少し上の方が固まってきたら容器に入れる。
6、この時点で綺麗な紫色になっていたら、重合が上手く行ったと思います。
7、出来上がり!
陰暦9月は、陽暦の9月29日より10月27日になります。
この間は、生姜を食べ過ぎると記憶力が落ちる事があるようです。
生姜は内の外に行き陽に入る。外の外は開闔を主り内の外は出入りを主る。陽は入るを主り陰は、出づるを主る、入る者は則ち外に向かい、故に陽これを主るという者は、内に向かう故に陰これを主るという。(方術説話より)
味辛温、気を助け外を実す。(新古方薬嚢より)
この時期だけ生姜を多すぎると良くない意味を考えると漢方がわかるかもしれません。
今年もミシマサイコの花が咲きました。小さな黄色い花が束になっています。
漢方薬では、「根」を使います。
自然界では、山の中腹に樹勢しています。山の中腹を人間の身体の部位で言うと肋骨辺りになります。この辺りの熱邪を取ると言われています。
このように自然界と人間の身体を対応している、人間も自然界の一部と考えるのが漢方医学と考えます。
なんて雄大な医学なのだと思ってしまいます。
1日遅くなりました。
令和元年9月8日は、「白露」になります。
本格的な秋になる頃になります。
季節は移り変わります。
夏の暑い時期に冷たいものや胃腸を酷使した方は、この時期に鼻水や咳の肺の病気になりやすくなります。
養生が大切です。
先月も多くの方にご相談いただき、ありがとうございます。猛暑日が多く急に涼しくなったりして風邪を引かれる方が多くいらっしゃいました。漢方薬を風邪やインフルエンザや風疹など急性病に有効な結果が出ています。婦人科では、不妊症の方や更年期障害、チョコレート膿腫や子宮筋腫などを併発した生理痛や生理不順に効果が見られています。多くの方に喜んでいただきました。今月も一人一人を大切にご相談を承ります。
三国志展に行った時の撮影可能の写真です。漢方医学の聖典、傷寒雑病論が記されたのがこの頃でした。治療は、刀傷の飲み薬や疫病、慢性疾患の治療方法が述べらています。その中で患部に布を当てて治療する方法が記載されていますが、この英語表記アイロン(熨斗)が使われていたかもしれません。
薬壷などが展示されていて、とても貴著な資料でした。