生薬の行く所。

生薬には9箇所に入る所があるというのですよ。

外の外・外の中・外の内、中の外・中の中・中の内、内の外・内の中・内の内。

場所によって役割があると。

内の外は、外に影響を及ぼすと。

體と氣に入るの別がある。

そして五行の木火土金水、補・助・益という関係があります。

「補」というのは、甘の性質を持った生薬を直接補う事です。

「助」は、甘の性質を補う「補」を助ける働きのことを言います。

「益」は、甘の性質を持った生薬を助ける「助」の働きを助ける働きを言います。

五行の中に「五臓」「五腑」があります。

五臓が、肝・心:脾・肺・腎で

五腑が、胆・小腸・胃・大腸・膀胱です。

臓の病気が一番深い所にあります。

腑はその臓に表に当たります。

あるときは、経絡に病気の原因があり、ある時は腑に病気の原因があり、ある時は臓に病気の原因がありという事です。

なんだか頭がごっちゃになりますね。