陰暦2月の養生。

3月13日(土曜日)
おはようございます。
今朝の後楽園は雨になっています。
温かくなって、ソメイヨシノの開花が間近になりました。
本日3月13日から4月11日までが陰暦の2月になります。
陰暦2月の養生は
「蓼」(たで)(刺身のつまについてくるもの。)を食べすぎると五行の腎を痛めるとあります。
陰暦2月は、春の真ん中辺りで腎が休養している時期になります。蓼は気味を辛温で肝を相剋の関係で弱めてしまいます。また、相生の親子の関係である子供が弱まると親が安らかにできずに腎を弱めてしまうと考えれらます。
蓼は、薬膳などから気味を辛温で視力を強め、体内を温め、風や寒に耐えられるようになる。体内の水気を下し、大小腸の邪気を除く。多食すれば、心臓の痛みを発し胃を痛める。とあります。
このように、季節で身体の状態が変わると治療法が変わることがあります。
漢方医学の素晴らしさです。

令和3年3月5日は「啓蟄」です。

季節の移り変わりを表す二十四節気。本日は」啓蟄」です。

土の中から虫が這い出すほど、土が暖かくなって来ました。土が暖かくなる言うことは、春の気である陽気が盛んになって暖かくなってきたと言うことになります。人が生きている事に陽気はとても大切です。

今年はソメイヨシノの開花が早くなりそうです。

皆様のご健康と幸せを願っています。

 

令和3年2月のご相談。

今年は、花粉量が多い為に特に花粉症のご相談が多くありました。お一人一人お身体の状態が異なるので、お体に合わせて漢方薬を選ぶと数秒から数分で症状が軽減されて喜んでいただきました。あと2ヶ月ほど花粉量の多い時期がありますが、ご自愛いただければと思います。

先月のその他のご相談以外でも難病のご相談もいただいています。軽減される方もいらっしゃいますので、研究を重ねていきます。