遅くなりましたが、陰暦2月(2月24日から3月23日)になりましたので洋上はこちらになります。
「蓼(タデ)」を食べすぎると腎(五行の腎)を損なうとあります。
2月は、春の半ばで休養する時、蓼を食べすぎると辛味は肝(五行の肝)に迫る。子の肝に迫れれば、親は安じられず故に腎を傷めるという事になります。
1日遅れになりましたが、2月4日は立春です。
暦の上では「春」になります。天の気は暖かくなってきました。地の気が温まるのは、もう少し先になりそうです。
中国では、新型コロナウイルス の感染で、大変なことになっています。こんな時こそ、漢方薬の出番です。漢方医学は、一人一人に合わせて漢方薬を選ぶ為に西洋薬の様な訳にはいきません。
また、インターネット上で情報では真偽がわかりかねます。
実際に合わなくても、お電話でも連絡してお話してください。
陰暦1月(1月25日から2月23日)の養生です。
今月は、生のネギを食べ過ぎると遊風という皮膚病になる事があるようです。(金匱要略)
1年で一番寒い時期とネギの気味を考えあわせると意味がわかる神しれませんね。
本日は、今年初めの二十四節気です。寒の入りとも言いますね。天の気が冬に入り陰が盛んになり、地の気がこの頃になると陰気が盛んになってきます。身体の外の環境と体の中の状況を考えて漢方医学は成り立っています。
昨年は多くの方にホームページをご覧いただき、ありがとうございます。また、多くの方にご相談いただきました。漢方医学は特に患者さんとの信頼感関係が大切だと考えています。本年も一人一人を大切にご相談を承ります。
令和元年12月のご相談です。寒暖の差が激しく風邪の方が多くいらしていただきました。皆様に喜んでいただき、勉強の励みになります。漢方医学はとても難解です。(西洋医学と比べてという意味ではありません)例えば風邪の初期に葛根湯というわけにはいきません。余計に体調を悪くする場合があります。
当薬局にご相談いただき、お薬の名前を聞いて保険医の先生に処方していただく方がいらっしゃいますが、保険医の先生は患者さんの症状を診断して処方を決めて処方箋を発行します。先生のお仕事ですので大変申し訳ない事と私は思いますので、当薬局にてご相談いただく方には、お薬のご購入をお願い致します。
一人一人を大切にご相談を承ります。毎日ご相談が可能です。
陰暦12月は陽暦の12月26日から1月24日までになります。この間は薤(ラッキョウ)を食べすぎると鼻水や生唾が出やすくなるようです。ラッキョウは、辛温で水気を去り、中を温め気の結ぼれを散じる。秋から冬になり乾燥してきます。肺は程度な水気が必要です。ラッキョウを食べすぎると更に乾燥しせてしまうのではないでしょうか。
1種類のものを食べすぎるのは、良くないようです。
今年最後養生と二四節気です。
良いお年をお迎えください。