練馬区上石神井の「御嶽神社」様。

少彦名命を祀る神社巡りをしています。久しぶりに練馬区の上石神井駅駅より徒歩で「御嶽神社」様にお参りに行ってきました。境内は、静かで鳥居から本殿まで近い。鬱蒼とした木々に囲まれていました。お詣りを済ませてファインダーを覗くと、菊の御門を発見しました。発見する楽しみもあります。

本殿
整然とした綺麗な建築です。

肝臓と心臓を食べるな!

黄帝内経の禽獣魚蟲(鳥4本足の動物、魚、虫)禁忌併治第二十四で、動物の肝臓と心臓と両親の干支の動物を食べるな!と書かれれています。

肝臓は、魂のあるところであるので動物の魂を食べる事に繋がるので食べない方がいいですょと言っています。

心臓は、精神の宿る所なのでもあり、その動物の精神を食べる事になります。深い恨みが結ばれて解せないので、来世に償う事になりようですので食べない方がいいですょと言っています。

父母の干支の動物を食べるなというのは、とても不便な事になるのですが、気持ちが落ち着かなくなる事があるようです。理由はわからないので、ご参考まで。

令和元年8月8日は立秋です。

本日は、24節気の「立秋」です。暦の上では秋になります。昨日までは、土用でした。土用は、四時(春夏秋冬)の前約18日間を言い、季節の準備をする時期になり、昨日準備ができたという事になります。秋は陽中の陰で、肺の機能が旺盛になる頃になります。まだまだ暑い日が続きますので、肺の親である胃(消化器系)を大切にして乗り越えてください。

令和元年7月のご相談。

先月もたくさんの方にご相談いただきました。急病でお越しいただいた方にも改善されて喜んでいただきました。難病の精瑞小脳変性症の方も引き続いてご相談服用していただいています。鼻炎の方が多くご相談いただきましたが、1回服用していただき、数秒から数分で改善された際に1週間ほど経過を診ていきます。

同じ西洋の病名でも漢方医学では、お身体の状態が異なると別の病いになります。また、同じ婦人病でも冷えがあるかないかでお身体の状態が異なるので、必然的にお薬が異なります。初めてご相談いただく際には、30分から1時間程お時間をいただいています。

今月も一人一人を大切にご相談を承ります。

陰暦7月の養生です。

陰暦7月は陽暦8月1日から8月29日になります。この間は、果物のグミの実を食べすぎると神気を損なうと記されています。神気とは全ての働きを言います。

控えた方が良いですね。

東京は急に蒸し暑くなりました。冷房は欠かせなくなりましたが体の中は冷えています。この時期を乗り越えていきたいですね。

本日7月23日は大暑です。

本日は24節気の『大暑』です。梅雨開け間近の関東地方ですね。いよいよこれから暑さが本格的になってきます。漢方医学では、自然の中に人間が生活をしているのは、身体の外の影響があり、身体の中の原因と密接に関係していると考えられます。24節気は、一つの影響と考えていると良いと思います。暑い時と寒い時よ養生を考えて、過ごしていきたいと思います。

令和元年7月20日より8月7日まで「土用」です。

立秋前の土用は、7月20日より8月7日までになります。土用は、春夏秋冬の四時の前で、季節が変わる地(土)を固める為に必要な約18日間を言います。

この時期は、土の性質を持ったものが盛んになります。人間の身体では「胃」にあたります。胃が盛んになると陰陽五行の相剋の関係より「腎」が弱くなります。お小水や腰に症状が出やすくなり、房事のよる身体の負担が多くなります。

そろそろ梅雨明け間近のようです。暑い時期を乗り越えていきたいですね。

現代中医学と日本漢方の歴史的変遷

和漢薬最終号No.770に根本先生の寄稿を拝見させていただきました。現代中医学の弁証論治と日本漢方の随証療法の違いと問題点を指摘されています。

以前より中国の医学の古典「黄帝内経」で、弁証論治がされていないのにいつから現代の中医学が弁証論治になっていたのか?と考えていました。1955年に毛沢東による中医中役の知識と西洋西薬の知識を結合させ中国で統一された新医学・新薬学を想像することに関する講和が発表されて、中西医結合の方針が決定されることになりました。周恩来の発議により中医学院の成立より弁証論治の中医学が現在の中医学に至っっています。

一方日本では、和方や古方、後世方など多くの学派により伝達されてきました。随証療法と言われる陰陽五行を考慮しない学派、証を重んじて漢方薬を選択する。また、古方(傷寒論を聖典とする学派)でも陰陽五行などの黄帝内経を基本として漢方医学を考える学派など様々な学派が存在します。

どの学派の方々も一長一短があります。現在の日本では殆どの先生が現代中医学を勉強されています。また、各先生の理論が経験により異なるのが漢方医学だと思います。日本では特に、多様な考え方がいろいろな視点で考えられる環境にある事は、素晴らしい事だと思います。

良い先生に巡り会える事を願い、漢方医学が日本で広まることを願います。

令和元年7月7日は「小暑」です。

本日は24節気の「小暑」になります。いよいよこれから暑くなります。

夏は、気温が暑くなります。暑くなると身体を冷やさないと身体に水分や熱が溜まります。水分や熱が溜まると身体がだるくなります。身体がだるくならないように身体は、熱と湿気を出そうとして汗をかきます。汗を気持ちよくかく事はこの時期に特に大切です。体を冷やそうとする事は体のどこかが冷えてるのです。そう、消化器系が冷えるようになってきます。夏は、冷たい飲食しなくても胃が冷えやすくなるので、特にこの時期は温かいものを摂る事が大切になります。

熱中症や夏バテにならないようにしたいですね。