陰暦11月は、11月17日より12月25日までになります。

陰暦11月は、11月17日より12月25日までになります。
先日、購入した暦です。私の知る限りでは、唯一太陽暦と陰陽暦の表が載っている暦です。太陽暦(現在の暦)と陰暦(旧暦)の日付の差があると暑い時や寒い時期がずれるようです。
11月8日(金曜日)
おはようございます。
本日は「立冬」、寒い朝になりました。
東洋医学では四時(春夏秋冬)を陰陽で分けます。夏は暑く陽が盛んになるといいうのは、感覚的にもわかるかもしれません。冬は四時の中でも寒くなるので陰中の陰になります。地の気は、まだ夏の陽に影響を受ける為寒さが一番寒くなるのは、春を迎える頃になるかと思います。
身体の外が寒くなると体を温めようとします。つまり胃を温めようとするので、食欲が出てくるのです。
陰暦10月は、現在の暦では10月28日より11月26日になります。
この間は、山椒を食べすぎると心臓や心の脉を傷つけると黄帝内経に記載されています。
山椒は、辛温。風邪の気を除き中を温め、寒痺、湿痺を去り、腹中の痛みを治し、咳嗽を止める。月経不順を治す。多く食すれば気を乏しくして喘するようになる。
この時期は乾燥して来ます。肺は適度な湿けが必要なのですが、余計に乾燥させる可能性がある為、喘する(ゼーゼー)ようになるかと思われます。
1日遅れになりましたが、二十四節気の「霜降」になります。
秋が末になり、霜が降りる頃になります。身体の外の環境で身体にも影響が出て来ないようにする事が、養生ということになります。
身体の外の陰陽の変化に身体の中で陰陽を正常に保つ事が健康で暮らせるようになります。
身体の中の陰陽を保つとは、冷たいものを取りすぎない・起床時間と就寝時間を大体決めて太陽の陽気に近い生活ができるといいうですね。(なるべく夜更かしやお昼過ぎまでの起床時間にならないようにしたいですね)
一昨日の10月22日(火曜日)のお休みを利用して、紫雲膏を作りました。
1、ごま油を180℃で1時間程煮詰めます。重合すると水の中に一滴入れると玉になります。(1度重合していない状態も確認して置くとわかりやすいです)
2、当帰を入れてきつね色になるまで上げる感じです。
3、ミツロウと豚脂或いはラードを入れます。
4、142℃にして硬紫根を入れるて、火を止める。(泡立ち膨れ上がるので、大きな鍋などで行うと安全です。)
5、ガーゼなどでバットや鍋に紫根を濾して、少し上の方が固まってきたら容器に入れる。
6、この時点で綺麗な紫色になっていたら、重合が上手く行ったと思います。
7、出来上がり!