11月7日(金曜日)
おはようございます。
今朝の後楽園は雲が多くなっています。
本日は24節気の「大雪」です。
山間部では雪になり、平地では北風が吹く頃になります。
年末に向かって徐々に寒くなって参ります。
寒暖の差が激しいので、お身体を温めて過ごしたいですね。
本日から1がう5日まで陰暦の11月になります。
今月は「韮」(らっきょう)を食べ過ぎると鼻水や生唾が多く出るようになる事があるようです。
程々が良いようです。
本日も一人一人を大切にお問い合わせ・ご相談を承ります。
先月は、寒くなってきた事で風邪の方が多くいらしていただきました。
ご紹介やインターネットをご覧いただき初めてご相談いただいた方がいらしていただき、漢方薬の効果を実感していただきました。
初めての方でもご気軽にお問い合わせ・ご相談ください。
今月の一人一人を大切にご相談を承ります。
先日、文京区江戸川橋近くにある「今宮神社」に行ってきました。
こちらでは、医薬の神様の少彦名命を祀っている神社で毎日熊手をいただけます。
昨年まで飾り熊手でしたが、少彦名命を神主様によって宿っているとの事で、今年からこちらに神社にお世話になる事にしました。
医学は簡単ではありません。東洋医学に励み、患者さんの辛いい症状を改善するために精進を誓いました。
11月22日(木曜日)
おはようございます😃
今朝の後楽園は雲が多くかかっています。
徐々に寒くなってきました。
本日は、二四節気の小雪です。
北海道では、初雪を観測されました。
天の気の陰が盛んになっていきます。
身体を暖かくして過ごしたいですね^_^
本日も一人一人を大切にご相談を承ります。
11月1日(木曜日)
おはようございます。
今朝の後楽園は、寒いですが秋晴れになっています。
先月10月のご相談はこちらになります。
寒暖差のが激しく風邪の方が多くいらしていただきました。
テレビで放送されていましたが、風疹の方はいらしていただけませんでした。
漢方や漢方薬がまだまだ認知されていないようです。
一人一人を大切に患者さんのお力になりたいと思います。
中国の古典である「傷寒論」中の弁厥陰病證併治第一二の二十二条に
傷寒五六日不結胸腹濡脈虚復厥者不可下此為亡血下之死
〈解釈〉傷寒に罹って五六日病は裏(身体の裏の方)入った様だが、しかし結胸はしないで病人は腹満(お腹が張る)を訴えているが腹は軟らかく(濡)脈も虚していてしかも厥(冷え)をも生じていた者は之(これ)は下してはいけない、之(これ)を下してはいけない、此(これ)は亡血であるから之(これ)を下すと死ぬという事。
〈説明〉傷寒に罹って五六日頃になると身体の中に病気に原因である熱気の邪が入ってくる頃であるが、もし熱邪の気が入ってきたら腹は腹が堅くなる筈が柔らかい、しかも脈が虚(弱い)というのは腹の中に熱邪が入っていない証拠。これは血気が少ない為に熱気が内に陥いらない為ではないかと思われる。血気が少ないので亡血と言っているのではないかと思われる。この上に下剤で大便を出すような事をすると血気が少ない上に陽気まで少なくなってします為に死んでしまうというのではないでしょうか。
中国の古典では腹診をやっていた事が記載されています。また、陰陽虚実を理解する事がとても大切だと感じる条文です。
10月1日(月曜日)
おはようございます。
今朝の後楽園は、台風一過で青空が広がっています。
今頃は北海道に上陸しているのでしょうか?
各地で被害がニュースで流れております。
被害に遭われた方、お見舞い申し上げます。
私は今日1日患者さんのお役に立ちたいと思います。
本日は朔日ですので、先月9月のご相談の発表です。
先月も多岐に渡り、ご相談いただきました。
当薬局は、大学病院などでも治らない方が、ご相談にお越しいただいています。
難病の脊髄小脳変性症の方は、西洋薬をお飲みになると体調が悪くなるとの事で漢方薬をお飲みいただき、お身体のフラつきなどが軽減されています。
その中で治癒率は70%を維持しております。
今月も患者さんのお役に立ちたいと思います。
本日は秋のお彼岸中日、秋分の日です。
昼と夜が等分になります。
陰陽が一日のうちで等分になる日です。
身体の外の環境(寒い、暑い、乾燥、湿気など)は、身体にも影響があります。
今日から春分の日まで日が短くなっていきます。天の陽気が少なくなって、陰気が盛んになっていきます。寒くなると冷え(寒邪)が体の外に覆ってきますので、体を温めようとします。体の中が温まってきますが、血の状態や体の外を守る衛気が寒邪から身を守れなくなると寒邪は体に侵入してきて、風邪やインフルエンザやしもやけなどの症状を発します。
身体を温めることはとても大切です。
太陽病外証未除而数下之遂協熱而利利下不止心下痞鞕表裏不解者桂枝人参湯主之
太陽病、外証(外にある症状)(外症状がある時は下剤を飲ませないことが基本)未だ除かれない時に(数)度々このような時に下剤で下して、遂に協熱して下痢し、下痢が止まらず。(心下痞)みぞおちの下が硬くなって表の症状(熱など)裏(下痢など)共に解す(治らない)者は、桂枝人参湯が主治します。
下剤をかけるという事(下剤を飲んでもらう事)は胃の熱をとるという事なので、胃が冷えるのです。しかしここでは、協熱といって熱があるようになって下痢すると言っています。人参湯は胃の冷えを治す薬です。この熱はどう言うことか?と考えました。外にあった邪熱(発熱など)が下剤によって一部が中に入ってきます。元々あった陽気と一緒になって協熱となり、この熱はあまり強くないのかもしれません。体は、熱を持つと反射的に冷やします。逆もあり、体が冷えると反射的に体を温めようとして熱をもとうとうします。外から突然入ってきた邪熱と元々あった陽気が協熱となっ時に反射的に胃を冷やし、下痢に及んだと解釈しました。
熱がそのまま胃に入ったとしたら、胃は熱を持つため人参湯では、逆になってしまいます。人参湯である限りは胃が冷えているはずです。度々下剤をかけても一部しか熱邪が入ってこない場合もあるのか?とも考えます。
傷寒論の難解さの一例ですが、まだまだ精進して行きます。今回はこれまで。