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中国医学の最古の古典である「皇帝内経」は、陰陽、五行論に則った東洋医学理論が述べらています。皇帝内経には、題名の「素問」(すもん)、「霊枢」(れいすう)、「太素」(たいそ)、「明堂」(みんどう)の四書が伝えられています。黄帝内経は、春秋戦国時代の以来の医学理論を綴り合わせて、前漢末から後漢初め、今から約2000年前に完成されたと伝えられています。

黄帝とは、伝説上の帝王で伏羲(ふっき)、神農(しんのう)と並び三皇の一人または五皇の一人とも言われています。文字、音律、度量衡、医薬、衣服、貨幣、などを初めて定めたと伝えられています。

内容は皇帝が岐伯に質問をする形で八一章に分けられています。

陰陽・寒熱・虚実を明らかにする。これが漢方医学の基本になることが思い知れされます。経、絡、孫絡が邪気に犯されているか?季節はいつか?気血水は整っているか?営衛は整っているか?食事は、正しく食べているか?入浴はしているか?生活環境(冷房、冷蔵、冷風、乾燥、湿気が多い、風が吹く、精神状態)など、多方面からの情報により一つの答えを出しています。

的確に判断できたときに病の9割は、改善すると言われています。

勉強しないと〜

です。