瞼の腫れ

朝起きると、眼が腫れて真っ赤になっています。眼を開けていられないくらいです。赤いというのは、漢方でいうと「熱」があるといいます。

患部は体の表面だと思い、小青龍加石膏(しょうせいりゅうとうかせっこう)を飲んでみますと、よくなりますが、また悪くなります。

そこで、帯状疱疹に効果のある「龍胆瀉肝湯」(りゅうたんしゃかんとう)を飲みますと、変化が見られません。患部はもう少し体の奥の方にかもしれません。

そこで、「梔子檗皮湯」(ししはくひとう)を煎じて、瞼に塗ってみました。半日程で、眼の腫れと赤みがとれました。その後、再発していません。薬が合うと即効性がありますね。

この症例も色々なお薬を変えてやっとたどり着いたお薬でした。詳しい方にご相談される事をお勧めいたします。