黄帝内経、八正神明論篇を読んでまして天の気が寒く陽が陰っていますと人間の血は凝り渋って流れが悪くなり、衛気も中に入り込みます。とありました。
皮膚のすぐ下にある外邪からまもる衛は中に入る。このような時は、血も気も動きが悪くなっている。「衛が中に入る」これはポイントかもしれません。
満月になると血気が充実して肌肉が硬く締まるのです。闇夜になると肌肉が減衰して経脈中の血気が虚し、衛が中に入り込むために防衛力が弱まる。
古典を読むとちゃんと書いてあります。
月の満ち引きが人間の体に影響するということの理由の一つですなぁ。